ハットリスです。
今日のお題は
「キン肉マン マッスルタッグマッチ」原作は週刊少年ジャンプで連載され、アニメ化、映画化、キン消し(キン肉マン消しゴム)などのグッズ化で大ブームを巻き起こした大人気超人プロレス漫画。
この「マッスルタッグマッチ」は、バンダイによるファミコン版「キン肉マン」の第一弾です。
ゲームシステムは「マッスルタッグマッチ」の名の通り、プレイキャラを2人選んでのタッグ戦。
登場キャラは、
主人公なのにダメ超人!でも、正義の心と火事場のクソ力(ぢから)で悪の超人に立ち向かう!
キン肉マン!(日本、キン肉星王子)
一見ニヒルな印象ながら、ハートは熱いテキサスブロンコ!「ザ・マシンガンズ」としてキン肉マンと共に数々のタッグの栄冠を勝ち取ってきた
テリーマン!(アメリカ)
超人博士の異名は伊達じゃない!正義超人1の頭脳と実力、経験を駆使して戦うエリート超人、
ロビンマスク!(イギリス)
華麗な中国拳法と残虐ファイトは他の追随を許さない!「闘将!粒麺男」として主役も張った人気超人、
ラーメンマン!(中国)
ファイティングコンピュータと呼ばれるロボ超人!必殺技はベアークローから繰り出すすく龍ードライバー!
ウォーズマン!(ソ連)
ラーメンマンに父を殺された恨みを乗り越え、成長を続ける若手超人!必殺「ベルリンの赤い雨」で敵を切り裂く!
ブロッケンJr!(ドイツ)
「7人の悪魔超人」の首領にして、ド迫力の1000万パワーの持ち主!必殺ハリケーンミキサーでどんな相手も吹き飛ばす!
バッファローマン!(スペイン)
「悪魔6騎士」が一人にして、魔界のプリンス!6本の腕と3つの阿修羅面を持ち、必殺の阿修羅バスターは本家のキン肉バスターをも上回る!
アシュラマン!(魔界)
の全8キャラ。組み合わせは君次第。好きなプレイヤーを選んで戦おう!
そして、試合会場となるリングは、
仕掛けの無い白いキャンパス!実力勝負のノーマルマッチ。
「第一回超人オリンピック」準決勝、キン肉マンVSラーメンマン戦を彷彿とさせる
氷のリング!滑りやすいキャンパスが試合の鍵の氷上マッチ。
大仁田厚もビックリ、
ロープに電流が流れるリング!ロープに触れれば感電の電流デスマッチ。
の全3種類。
ファミコンゲームにしては、試合形式にもバリエーションが用意されてます。
そして!超人プロレスを再現する肝!気になる基本技は!パンチ
ジャンプキック
バックドロップ
ロープに振ってのラリアート
ロープに跳んでのフライングボディアタック
以上・・・屁のツッパリはいらんですよ!!キン肉マンだろうがバッファローマンだろうが、みんな出す技は同じ。
まぁ、超人強度の高いバッファローマンやアシュラマンの場合、パンチを当てた時に相手の吹っ飛ぶ距離が長かったりと、細かな調整はなされてますけど、これだけじゃキン肉マンの完全再現とは言えません。
キン肉マンで最も重要なのは、そう!
各キャラのオリジナル必殺技を繰り出す事なのです!でも、対戦相手を殴ろうが蹴ろうが必殺技はいつまで経っても出せません。
そこで!うぉぉぉぉぉ!!火事場のクソ力!!!なんてやっても出ません。必殺技を出すために必要なのは、
ミート君が持ってる光る球。ミート君は時折リングサイドをうろちょろしては、リング内に謎の光る球を転がしてきますので、急いでゲットしましょう。
光る球を取れば、一定時間必殺技を繰り出せます。試合を有利に進めるチャンス!と言っても、対戦相手が取れば必殺技を使われてしまうので、
取り逃せばピンチ。その上、ミート君が投げる球は1個だし、投げる軌道は気まぐれそのもの。そのため、このゲームは
リングサイドをチラチラ脇見しながら戦い、いざ光る球が転がってくると食料を奪い合う亡者のごとく互いを蹴落としあうという
「友情」を謳うキン肉マンとは思えない、妙な超人プロレスが繰り広げられる事になります。
さて気を取り直して、肝心の必殺技は!
キン肉マンの
キン肉ドライバー!ロビンマスクの
タワーブリッジ!アシュラマンの
阿修羅バスター!ウォーズマンの
スクリュードライバー!バッファローマンの
ハリケーンミキサー!ラーメンマンの
レッグラリアート!テリーマンの
ブルドッキングヘッドロック!ブロッケンJrの
毒ガス殺法!・・・おわー!! ミート!! だじげで〜!!まぁ、ブロッケンJrの必殺技
「ベルリンの赤い雨」はただの高速チョップなのでゲーム映えしないし、父ブロッケンマンは本編でも毒ガス殺法使っていたのですが・・・
作者ゆでたまご先生やゲーム販売元のバンダイも、まさか
ドイツ超人のコスチュームに
ハーケンクロイツがついてるばっかりに、
海外でのアニメ放送にストップがかかったりアメリカ版「マッスルタッグマッチ」では
ブロッケンがジェロニモに差し替えになったりするとは、夢にも思わなかったでしょう。
ブルドッキングヘッドロックと毒ガス殺法は、後方組技系と突進系に大別される他の6つに比べ異色で強力だったため、
この二つの必殺技は、多くの地域で(少なくともどちらかは)禁じ手として扱われていたというのも、このゲームを語る上では欠かせない思い出です。
posted by ワイルドガンマンズ at 11:59|
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