互いに駆け寄り、空中で激突、着地した両者だったが、やがて一方はゆっくりと体勢を崩し、どうと倒れ伏す・・・。
リュウ・ハヤブサの父、ジョウの最期であった。
と、いうわけで忍者龍剣伝でございますよ。マスク1号です。
僕はこのゲームが大好きでして、定期的に遊んでいるのです。
基本的には、アメリカを舞台に繰り広げられる忍者アクション。小気味よい「シタッ! シタッ!」というアクションと、絶妙なゲームバランスが楽しいゲームです。また、「テクモシアター」と銘打ったステージ間のビジュアルシーンも盛り上げてくれます。
難易度は高めだと言われますが、コンティニューは無限なので挑戦のしがいがありますよ。
何度もやられて、何度も挑戦。これぞファミコンって感じの楽しみですね。・・・よね?
さてさて、前置きが長くなりましたが、数回に分けて忍者龍剣伝を紹介していきましょう。
父・ジョウの死後、リュウが一通の書き置きを発見したところから物語は動き出します。
以下、うろ覚えの書き置きです(←メモしろよ)
「リュウ、お父さんは今から果し合いに行ってきます。もしも負けちゃったときのために、我が家に伝わるスゲエ刀『龍剣』を預けます。あとは頼んだよ」
で、ゲーム開始。お父さんの書き置きを見て「仇は必ず討ってやる!」と息巻くリュウですが、手がかりはまったくありません。
オープニングで「父さんは何者かと戦い、そして敗れたという・・・」とかも言っていますが、あの草原での戦いを誰が報告したのかも謎です。細かいことですけど。
まあ、アクションゲームなので実際には謎解きなどありません。気にせず敵を蹴散らしていきましょう。
ステージ1は小手調べといったところ。バットを持った男やボクサーが襲ってきますが、刀でバッサバッサ斬っていきましょう。こう書くとすごいことしてますな、リュウ。
また、このステージで、忍者龍剣伝独特のアクション「壁への張り付き」や「忍術(忍術ポイントを消費して出す、いくつかの飛び道具)」の感覚もつかんでおくといいですね。
ボスは「バーバリアン」という、ナタを振るってくる大男ですが、普通に正面から斬りあうだけで勝てます。楽勝楽勝。
そして、ボスを倒すとステージ間のビジュアルシーン「テクモシアター」が始まるわけです。ファミコンにしてはグラフィックも音楽もかなりクオリティが高いですよ。必見です。
では、ビジュアルシーンとストーリーも、僕なりにうろ覚えでご説明など・・・。
〜ビジュアルシーン〜
んちゃ! リュウ・ハヤブサです(明らかに間違ったキャラ付け)。
さっき、酒場でいきなりナタを持ったおっさん(ボス・バーバリアン)が襲ってきたから、なんの迷いもなく斬り倒したところです。
いきなりナタかよー。やべー、アメリカやべー(血のしたたる日本刀を手にしながら)。
でも、やりすぎちゃったかなあ・・・とボーッとしていたら、僕の背後に女性が。荒くれどもから隠れていたのかな?
「・・・女か。もう安心だ。さあ行け」と、振り返りもせずに語る僕。渋い。
なのに、女性は帰りません。「ええ、でも、その前に・・・」とつぶやくのみです。何かお礼でもくれるのかな?
・・・って、よく見たらこの女の人、銃持ってるよ。物騒だなあ。
ありゃ、しかも、なぜか銃口はこっちに・・・。
「バン!」
ドコドドコドドコドドン〜(音楽)
銃声とともに、暗転する画面。どうするどうなる僕!?
なんで撃たれたの!? やっぱりアメリカの人ってすぐに銃を撃つの!?
・・・いろいろ考えつつ、次回に続く!(死んでたら続かない)
〜ビジュアルシーンおわり〜
・・・ということで、次回(ステージ2)に続きます。
ちなみに、実際のリュウの性格は、普通にさわやかで礼儀正しいお兄ちゃんってところでしょうか。
でも、警戒しているときは「・・・女か」とか、「話を聞こう」なんてぞんざいな話し方をするところもあり、忍者らしく渋い一面もかいま見せます。ここら辺がデフォルメされてデッド・オア・アライブのリュウ・ハヤブサになったのですかね。