単品では今年、初投稿です。
ご挨拶が遅れましたが、本年もよろしくお願いします。
さて、今日は久しぶりにファミコンの話題を(問題発言)
お題は「横浜港連続殺人事件」
探偵神宮寺三郎シリーズの第二弾。
前作、「新宿中央公園殺人事件」の終わりで「次回は横浜を舞台に神宮寺が大活躍」とファミコンには珍しい次回予告がついていましたが、今作はそれに応える形の作品です。
横浜にやってきた神宮寺三郎と助手の御苑洋子は、二人の依頼人と出会う。
一人は、航海士である青年、日之出。
彼が航海から帰った数日後、婚約者であるバラカ共和国領事館職員、エバ・クリスティーナが行方不明になったという。
結婚を間近に控えた最中、不可解な失踪をしたエバを捜索して欲しいというのが日之出からの依頼だった。
もう一人は、加賀山署刑事課長、伊勢崎。
伊勢崎は密輸捜査の件で、エバの同僚、イリス・ハートをマークしていた。
しかし、イリスは溺死体で発見される。
さらに、領事館の外交特権も絡み、捜査が行き詰ってしまう。
熊野警部から神宮寺の噂を聞いた伊勢崎は、警察では介入できないこの事件を、私的な立場から捜査して欲しい、と依頼してきた。
エバの行方、イリスの死、外交特権、そして密輸。
異国情緒漂う街、横浜で、神宮寺の推理が謎を暴く・・・
というのが、この作品のストーリーです。
舞台が横浜ということで、中華街、山下公園、港が見える丘公園、山下埠頭、横浜スタジアムなど、実際の名所が多数登場します。
また、バラカ領事ロバートやバー・フィヨルドのマスター、ピーターなど、外国人も登場し、横浜らしい風情を演出しています。
・・・あとは、ええと、何を書けば良いのかな?
と言うのも、この作品は登場人物が少ないため、事件中盤までに大体犯人が想像できてしまうので、これ以上書くと、うっかり謎を解いてしまう恐れがあるからです。
見えない謎を解き明かす、というより、裏づけを取って事件の外堀を埋めていく、といった感じの展開をする作品と言えば良いのでしょうか。
この作品も、「探偵 神宮寺三郎 Early Collection」に収録されてますので、そちらでお楽しみください。
ソフト単品でも、ウチの近所で、箱付き1,000円位で売ってましたが、これ1本で遊ぶのもアレだと思いますので。
最後にレギュラーメンバーの活躍について
神宮寺三郎・・・今回はホテルでコーヒーが飲めるが、飲んでばかりいると、日之出に「コーヒーばかり飲んでないで、早くエバを探してください」と、もっともな説教を受けてしまう。推理と捜査で頑張るが、失敗して落ち込んだりもする。
御苑洋子・・・神宮寺に同行して、捜査にも参加。今回は彼女の語学力が役に立つ。
熊野参造・・・新宿淀橋署の警部のため、横浜には来ない。電話でのみ登場。
風林豪造・・・出番なし。
追記
以前、「御苑洋子は5カ国語ペラペラ」と書きましたが、今作をあらためてプレイした結果、僕の全くの勘違い、デマであることが発覚しました。
お詫びして訂正します。
本当は、8カ国語ペラペラ。