今さらですが「SIREN2」クリアしました。
屍人、闇人という不死の化け物から逃れ、生存をはかるこのゲーム。
倒しても倒しても甦ってくる敵に怖れおののきつつプレイいたしました。
感想は、難易度の下がり方に好感触、といった所。
前作は屍人スナイパーに狙撃されまくってイライラしましたが、今作はスナイパーを含め、銃火器を所持した敵を前にしてもある程度戦える感じがしました。
とは言え、速射性の高いマシンガンやライフルを近距離で「タタタッ」とやられれば助かりません。
全弾食らえば死ぬ、でもゲームとしてギリギリの許容量はある、という良いバランスに仕上がってます。
前作にも言えた事ですが、屍人や何やと言っても、こいつらが強いのは、単に銃を持ってるから。
マシンガン、ライフルならともかく手持ち武器同士なら互角に戦えますし、プレイヤーだけ銃を持っていれば、屍人を逆に楽勝で倒せますしね。
こんな風に言うと、ゲームに不満があるみたいですが、プレイしている間は茶化してる暇もなく屍人が出てくるごとにパニクってました。
クリア後、再度プレイし見ると、屍人の動くパターンは結構単調で付け入る隙は十分。
にも関わらず、あれだけ手間取ったのはゲームの難しさ以上に恐怖表現が見事だったということでしょう。
考えてみれば、敵を怖がってパニクってる自分の精神状態もゲームを難しくしてたんでしょうね。
屍人の代わりにキティちゃん達が歩いていれば、落ち着いてプレイできそうですし。
まあ、キティちゃんやマイメロディが、人を殺しに廃屋をうろついてるゲームってのがあったら、それはそれで怖いですが。
ともかく、前作のような難しさでせっかくの恐怖感を損なうこともありませんので、誰でも恐怖感を楽しめる良作と言えるでしょう。
とは言っても、攻略本がお手元にあった方が良いとは思いますが、それを含めてもおすすめのゲームだと思います。