2007年08月09日

幻の広告「聖剣伝説」&日の丸マン

ハットリスです。

スクウェア・エニックスのRPGタイトル、「聖剣伝説」シリーズ
GBをはじめ、現行機種でも続編が作られている人気シリーズですが、
その第1作発売以前に幻の聖剣伝説、と言うか幻の広告がありました。

タイトルはそのまま「聖剣伝説」
発売元がスクウェア、ジャンルがRPGという所までは一緒ですが、
登場キャラクターは、実際に発売された作品とは全く異なるものでした。

プレイヤーキャラクターは広告に載っている限り、10人。
・主人公
・酔っ払いの戦士
・敵に家族を殺され、復讐に燃える戦士
・素質はあるが臆病な騎士
・主人公と同等の力を持つが協調性の無い、ライバル的キャラ
・売り子のウリ坊
(子イノシシではなく少年)
・謎のヒーロー・日の丸マン(ピンチを助けてくれるらしい)
その他、失念しましたが、女性キャラ等もいた気がします。

個性的なプレイヤーキャラというだけでも魅力的ですが、
何と広告には「主人公以外のキャラはAI(人工知能)で動く」
書いてあるではありませんか!

AIという発想、味方の協調性を表すシステムというのは、
当時としては画期的だったように思います。

もちろん、その広告が出されたのはドラクエWが発売される前。
「AI=ラスボスにザキをかけるクリフト」という公式が生まれる前の時代でした。

そんな「聖剣伝説」の広告に、我々ワイルドガンマンズも興味津津。
発売を心待ちにしていたものです。

ただ、幼いながらに「こんなゲーム作るのに、容量間に合うの?」と
心配にもなったんですけどね。

当時としては類を見ない構想の作品だったため、
とてもファミコンで表現しきれるとは思えなかったのです。

その後、ご存じのように「聖剣伝説」は発売されましたが、
我々が見た「広告版・聖剣伝説」とは別作品になっていたのです。

ゲームに限らず、映画、ドラマ、漫画、アニメなど、
初期の想定と仕上がった作品が別物になる事など、ままある事。

「広告版・聖剣伝説」を昇華させたからこそ、実際の「聖剣伝説」シリーズがあるのだ、
という事はわかっているんですが・・・

我々は今でも、10人のキャラクター達が
AIで動く「聖剣伝説」を夢想してしまいます。
今の技術でこそ、当時の構想を実現できると思えてならないのです。

「まんが道」で、
「手塚先生は1000ページの作品を書いて、
それを凝縮させて400ページの単行本にしたのです!」

といったセリフがありましたが、我々は
「いや、それはそれとして1000ページの作品を読ませてください」
という心境なのです。

わかりにくい例えですが。

件の広告、86〜87年頃のファミマガに載ってると思うんですが・・・
日の丸マンが、やけに印象に残ってるんですよね。
当然、我々の手元にはファミマガはありません。

当時のファミマガって売ってるんでしょうか・・・?
「聖剣伝説」の広告だけで良いから、見たいなぁ。
posted by ワイルドガンマンズ at 23:53| Comment(1) | TrackBack(0) | ファミコンとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月03日

いっき(ファミコン)

ハットリスです。

今日のお題は「いっき」


一揆。


すげぇ題材。


ファミコンに限らず映画でもドラマでも、一揆を主題にした作品って、ほとんど無いんじゃないでしょうか。

物語は「主人公の農民たちが、重い年貢を取り立てる代官に対し一揆をおこす」
というシンプルなもの。

アーケード版には簡単なデモムービーがついてたと思います。
「おら、もう、がまんできねえだ」なんて、農民たちが怒ってたりしてコミカルな印象ですが、彼らは死ぬ気だったんですね。

そう考えると、面クリアの条件が敵を倒すことじゃなく、
小判を8枚取るor代官を捕まえる、だったことにも納得できます。

死ぬ覚悟の彼らには、家族へ残す財産と憎き悪代官の首以外、眼中に無いのですから。

ただ、代官もさるもの、雑魚敵が何と忍者
「普通、武士だろう」というツッコミを入れる間もなく、大量の忍が出るわ、出るわ。
一揆(総勢2人)の平定に、子飼いの忍者を総動員しちゃうあたり、代官の極悪ぶりが伺えます。

しかし、農民も負けてはいません。
農具の鎌をブーメランのごとく投げれば、自動追尾で忍者に命中。
ウルトラセブンや卍丸先輩もビックリな腕前です。

農民は鎌以外にも、様々なアイテムを駆使して戦います。

大根食べてスピードアップ!
葉っぱを取って分身の術!
竹槍取ってパワーダウン!

適切なアイテム選択が重要です。

お邪魔キャラとしては、幽霊腰元が登場。
捕まると、武器が使えない、身動きが取れない状態になってしまいます。
特に腰元は、パッケージイラストに載ってる顔がすげぇ怖いので、
捕まりたくない相手です。

クリア条件でもある悪代官は、時々フィールドをうろついているんですが、
見た目は完全にバカ殿。
とても、重い年貢を取り立てた張本人とは思えない見た目です。
攻撃してくるわけでなし、モタモタ逃げ惑うだけ。

漫画とかで言うと「こんな奴、命を取るのも馬鹿馬鹿しい!」って、呆れられちゃう感じのキャラです。

まぁ、農民たちは殺すんでしょうけど。

面クリアすると、農民たちはニッコニコ。
死ぬ覚悟の割には満面の笑みです。
あるいは、山城の国一揆みたいに、代官を排除して自治でも行うんでしょうか。

ボーナスステージでは仙人が登場。
仙人が投げるおにぎりを全て拾えば1UPします。

年貢のために一揆やってる農民に、おにぎりを投げ捨て、拾わせて喜ぶ
仙人のデリカシーの無さ
に脱帽です。
posted by ワイルドガンマンズ at 01:19| Comment(0) | TrackBack(0) | ファミコンとか | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月01日

モンスターハンターまだやってます:ソロプレイ

こんばんは、マスク1号です。

相変わらずモンスターハンターフロンティア(MHF)をやっているわけですが。
うちのマスクもほんのちょっとだけ強くなりましたが、それはスタート時と比べればというだけで、まだまだ無力でございます。

さて、ここでモンスターハンター初心者としてわかってきた、超初歩的なことをいくつか確認してみます。
フロンティアで初めてモンハンに触れる、という方が他にいらっしゃれば、ご参考までにご覧ください。

1、モンスタハンターに、レベル制の強さの上昇はない。ハンターランクというものが上がっていくが、それはより難度の高いクエスト、強いモンスターに挑戦できることを表す数値。

2、装備をより強いものにしていくことでキャラクターは強くなっていく。
難度の高いクエストを制することで強い素材(モンスターの爪や植物、鉱物など)が手に入り、強力なアイテムが作れるようになる。
また、なによりもプレーヤーがモンスターごとの動きや特徴を覚えることが重要。

3、オンラインゲームだけあって協力プレイ推奨らしく、ボス格モンスターのHPはやや高め。ソロプレイのときは各クエストの制限時間(50分)内に攻めきれるかどうかがカギとなる場合もある。

ここで問題になるのは3番でして。ボスモンスターに苦戦するのは僕がまだ慣れていないのが一番の原因でしょうけど、1人ではどうにもこうにも、という壁にいきあたったらどうしようかなあと。

こういうとき、普通のさわやかなブログなら「よーし、一緒に狩りに行ってくれるお友達を探しちゃうゾ☆」となるのでしょうけど、僕としてはそっちのほうがボスより敷居が高いです。
なんだか、「僕の戦い方って変じゃないだろうか?」「巨大なご迷惑をかけやしないだろうか?」と思ってしまうんですよね。

もちろん、そういうネガティブな不安を抱えたままではいけません。そこで、普通のさわやかなブログなら(以下ループ)。

・・・というわけで、今はソロプレイでこつこつとやっております。でも、いずれ限界が訪れそうですなあ。

よし、来たる日のために今から練習しておこう。
「一緒に狩りに行きませんか?」「一緒に狩りに行きませんか?」「一緒に狩りにいkませんか?」(タイピング素振り一回ミス)。


あと、ちなみに僕はモンハンのプレイには以下のコンバータを利用しておりますー。
PSのコントローラーを持っていれば他のコントローラーを買いなおす必要もありませんし、使い慣れた操作感でプレイできるのでお勧めです。



ちなみに僕はサーバー2において「マスク」という名前でやっております。
人に話しかけることすらためらっているのに、生意気に猟団「ワイルドガンマンズ」も作りました。気弱なだけで害はないので、見かけたらお声をおかけくださいませ。

写真は巨大ヤドカリ「ダイミョウザザミ」をソロプレイで討伐したところです。今の僕には結構厳しい。ここから先は1人では苦労しそうですなあ。
 
ダイミョウザザミ
posted by ワイルドガンマンズ at 13:29| Comment(8) | TrackBack(1) | ゲーム全般 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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