コロコロコミック創刊30年を記念して、昨年から大人のコロコロが発売していますよね。
「熱血!!コロコロ伝説」という名前で全10巻が刊行されているそうです。
「熱血!!コロコロ伝説」公式サイトはこちら
歴代の人気作品の復活、というこの企画。
多くの元小学生が喜んだのではないでしょうか。
かつて読者だった僕も、この復刻は嬉しい限り。
先日、本屋さんに行くと高校生らしき男の子が、大人のコロコロに目を奪われていました。
興奮しているようで、あわてて友達を呼んでいます。
懐かしさと感激で震えているのでしょう、おもわず「うぉー」なんて声をあげてしまったりして。
うんうん、わかる。わかるよ、その気持ち。
「学級王ヤマザキだ、超懐かしー!!」
前言撤回。
全くわからないわ、その気持ち。
ファミコン世代の僕にとって、懐かしのコロコロコミックと言えば、
・ラジコンボーイ
・ゼロヨンQ太
・あほ拳ジャッキー
・ファミコンロッキー
・超人キンタマン
・ファミコンランナー 高橋名人物語
・あまいぞ!男吾
・つるピカハゲ丸
・かっとばせ!キヨハラくん
などの作品が思い起こされるのですが。
学級王ヤマザキって…?名前は聞いたことあるけど…いまいちピンと来ません。
いまの10代は、ポケモン懐かしいとか言ってるのでしょうか?
こちとら漫画、アニメはおろか、ポケモンのゲームすらほとんどやったことがありません(ファミコンブログなのに)。
ポケモンの名前もピカチュウ、ピチュー、ライチュウ、ニャースくらいしか言えませんし。
てか、ほとんどピカチュウだし。
逆に僕が懐かしいと感じるコロコロ作品は、今の中高生にピンと来ないんでしょうね。
「ダッシュ!四駆郎」の徳田ザウルス先生や、「のんきくん」の方倉陽二先生、「ウルトラ怪獣かっとび!ランド」の玉井たけし先生が亡くなったと知った時はものすごくビックリしたものですが…
考えてみれば、現在の中高生は90年代生まれ。
片や僕は、90年代にはコロコロを卒業していたのですから、ギャップがあるのも当たり前。
小渕官房長官(当時)が「平成」の額縁を掲げるのを、懐かし映像でしか見てない世代と、思い出を共有できるはずありません。
ちなみに「学級王ヤマザキ」について調べたところ、作者は樫本学ヴ。
いや、樫本学ヴ先生なら僕ら世代にもおなじみですよ。
確かにコロコロって、漫画家さんが他誌に移らず長年書き続けるイメージがあるなぁ。
ジャンプ連載陣の移り変わりとはえらい違い。
「かっとび!ランド」は知らずとも、玉井先生自身は最近の読者にもお馴染みなのかもしれません。
「ヤマザキ」の連載期間は95年〜01年。連載開始から13年、終了から7年。最近のようで結構前の作品なんだなぁ。
今の中高生も、10年後、20年後には若い人たちを見て「学級王ヤマザキも知らないなんて…」とジェネレーションギャップを感じるのでしょうね。
コロコロの懐かしさとともに、そんなとりとめも無い事が頭をよぎるのでした。
それでは。