最近、東陽片岡ブログのほうに花村萬月先生からコメントをいただきましたので、それに関連してこちらでも花村先生とファミコンの深い(?)関係など。
実は、花村先生の「眠り猫」シリーズの2作目「猫の息子」にて、シリーズの主役である私立探偵「猫」がファミコンをプレイしているのです。
以下抜粋。
−猫は『いまの時代こそ、いまは亡きソビエト帝国が生み出した究極の時代遅れのゲームがナウでグッドでエンジョイだ』などと意味不明の科白を口走りながらほとんど一日をファミコンのテトリスで終えた−
(新潮文庫「猫の息子」より)
『時代遅れのゲームがナウでグッドでエンジョイだ』・・・素晴らしい
いまどきファミコンブログなんてものをおっぱじめた我々にとって、座右の銘にしたいくらいの言葉です。
よし、叫んでみるぞ!
俺たち! 時代遅れでナウでグッドでエンジョイなワイルドガンマンズ!
・・・ぐっ。なんか傷ついたような気もする(まあ、作中で「猫」が冗談で言っている科白ですから、まともに座右の銘にするのは無理があるわけですが)。
とにかく、東陽片岡先生とファミコンを愛している(根拠なし)花村先生を、我々は応援しています!
しかも、12月10日に登場する花村先生の新刊「たびを」は、装填にお東陽先生を起用!
盆と正月が一緒に来たようなご本です!
みんな、10日は書店に走ろう! 走れ(強要)