2004年12月23日

熱血高校ドッジボール部

ハットリスです。

今日のお題は「熱血高校ドッジボール部」 「熱血硬派くにおくん」に続く、テクノスジャパンのくにおくんシリーズ第二段です。

ストーリー不明。タンクトップにランニング姿で、突然ドッジボールを始めちゃうくにお。熱血高校の看板を背負ってる事から、所属のドッジボール部は正式認可されているようです。メニュー画面で走りこみやうさぎ跳びをしたり、クラブ活動モードで汗を流したりと、どうやら本気でドッジボールをやっている様子のくにお。しかし、本気であればあるほど理由がますます気になります。とりあえず、リセットボタンを押した時、「なめんなよ」と低い声でキメるあたり、心の中は、単身、組事務所に突っ込んだあの時そのまま。やっぱり、くにおくんは硬派です。

ゲーム内容は、まさしくドッジボール。1チームは6人で、内野、外野3人ずつに分かれてボールを投げあうというお馴染みのもの。ルールも、内野選手が一人もいなくなったら負け、ラインを越えたらボールを放す、敵が天に召されるまでボールをぶつける、など小学校の頃やったドッジボールそのものです。

先に1チーム6人と書きましたが、ファミコン版はアーケード版と違い、チームメイトもそれぞれ個別の名前や外見、能力を持っています。前作でくにおが救ったひろしもドッジボール部員として登場。チームメイトは他に、こうじ、いちろう、しんいち、みつひろの4人。くにおが転校してくるまで、ひろしを苛めていたと思われる連中です。或いは見て見ぬ振りをしていたのでしょうか。連携にいささか不安がよぎります。

また、ひろしの特徴が打たれ強さである事も涙を誘います。別に、ひろしは打たれ強かったわけではなく、そうならざるを得なかっただけなのです。切なくてやりきれません。

こんな感じで設定には謎が多いですが、ゲームシステムは秀逸。シュート、パス、キャッチ、ジャンプを駆使し本格的なドッジボールを展開。そして、このゲームの肝とも言うべき要素が必殺シュート。ボールを持ってダッシュし、特定の歩数(僕は7歩で投げてました。他に2〜3歩で投げられる場合も)に合わせてボールを投げると強力なシュートが撃てます。必殺シュートは地上バージョン、ジャンプしての空中バージョンの2種類。必殺シュートと言えばくにおのナッツシュートが最も有名ですが、登場キャラ1人1人にもちゃんと用意されています。ドッジ弾平も顔負けの超人ドッジボールです。(ちなみに中古ゲームショップで、「ドッジ弾平2」のソフトが売ってました。ファミコンになっていた事も驚きですが、そもそも1が出ていたという事実にビックリでした)

さて、1面は花園高校。番長りき率いるチームと、桜舞い散る花見会場で富士山を望みながらのドッジボールです。「ハイスクール!奇面組」も真っ青の変態的シチュエーションですが、後のステージも全部こんなのです。負けずに闘いましょう。能力は五分なので、まずは操作になれるための肩慣らしです。

花園を倒すと場面は1転、世界へ。どうやら花園高校は日本最強のようです。ドッジボールは不良の片手間でトップが取れるスポーツなのでしょうか。ともかく日本に相手がいないので、外国チームとの闘いましょう。

海外での対戦チームはイギリス、インド、アイスランド、中国、ソ連、アフリカアメリカ。

アフリカだけ大陸です。意気込みの強さがうかがえます。

外国チームは熱血高校を上回る能力の持ち主ばかり。その中でも、何故かタフなインド、アメリカに匹敵する強さに冷戦を感じさせるソ連は印象深いです。

また、アイスランドはツルツル滑る氷河の上で試合、アフリカは夕暮れの密林の中で泥に足を取られながらの試合とナメたイメージを面白く誇張したステージが満載です。

そして最終ステージは最強の敵、アメリカ。高層ビルの屋上で自由の女神を目の前に闘います。もはや、有り得る部類と納得の状況です。流石はアメリカ、肉ばっかり食ってるだけあって、パワー競技では一枚上手ですが、熱血魂で勝ちましょう。

アメリカを倒せばゲームクリア。しかし、こちらが退場者を出さずに勝つと、突然画面が激しく点滅。いわゆるポケモン効果の後、新たな対戦相手が登場します。

その敵とはなんと、こちらと瓜二つのシャドウチーム! 全く同じ能力を有する敵を前に、どうする熱血高校!どうする、くにお!!



パッパと倒しましょう。アメリカとは比べ物にならないくらい弱いです。今更、最弱ランクの熱血と闘った所で苦戦するはずもありません。シャドウを倒せば本当にクリアですが、別にエンディングが変わるわけでもないので、無理して闘わなくてもいい相手です。何しに来たのでしょうか。

まあ色々書いてきましたが、このゲームは、SDキャラ、スポーツもの、ほぼ同キャラ扱いでりき登場など、後のシリーズの根幹を作った作品と言えます。これは、くにおシリーズの他のクラブ活動シリーズのタイトルに「熱血高校ドッジボール部」の冠がついているあたりにも表れていると思います。

このゲームって単純なんですが、時々軽くプレイしてみたいと思わせる不思議な魅力があるんですよね。2P対戦モードや、クラブ活動モードでのごちゃ混ぜ対戦も楽しいですし。現在はPCでもダウンロードできるそうですが、それも頷ける、確かな面白さを持った1本です。

あ、そう言えば、サッカーもアイスホッケーも、ドッジボールありきで挑んだものだったんですよね。そうなると、くにおのドッジに対する情熱は本物のようです。そう考えると、何故ドッジなのかますます分かりません。高校でドッジ部って聞いた事ないし。


posted by ワイルドガンマンズ at 23:48| Comment(6) | TrackBack(4) | テクノスジャパン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
アーケード版、友人がクリアしてました。
アメリカチーム戦でやたらと硬い敵に難儀していて、最終的に残り3秒でクリア、盛り上がりましたよ。

ファミコンは点滅のキツいソフトが多かったですね・・・うちのワタル外伝もダメージが大きかったです・・・
Posted by キセンAyR at 2004年12月24日 23:01
コメントいつもありがとうございます。

アーケード版はあまりやった事が無いのですが、最近くにおくんゲームって色々な形で復活してますよね。テクノスジャパンは無くなっても、今なおゲーマー達の心をつかみ続けるくにおくん、恐るべしです。

「魔神英雄伝ワタル」は僕も大好きでした。ゲームはハドソンが作ったとは思えないほどアレでしが・・・
Posted by ハットリス at 2004年12月25日 19:04
コメントありがとうございました☆

ゲームに関する情報の奥深さには、いつも驚きながら
読ませて頂いています^^

くにおが転校してくるまで、ひろしは苛めていたんですかっ!
そんなキャラクターの設定があるなんてまったくしりませんでしたよ!
どこにそんな設定情報が^^
Posted by まじかる at 2005年02月25日 21:31
>まじかるさん
嬉しいお言葉ありがとうございます。
地味なところですが、ぜひまたお越しください。

そうなんですよね〜>ひろしいじめ
1作目の設定によると、くにおが転校してきてひろしを救ったのですから、ドッジボール部の仲間もいじめ、もしくは見捨てていたものと思われるのですw
Posted by マスク1号 at 2005年02月26日 18:49
トラバ返しさせていただきました。
Posted by きくお at 2005年03月02日 05:15
>きくおさん
コメント、トラバありがとうございました。
今後とも宜しくお願いします。
Posted by ハットリス at 2005年03月02日 09:56
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